主はこう言われる、 「見よ、わたしは、滅ぼす者の心を奮い起して、 バビロンを攻め、カルデヤに住む者を攻めさせる。
町でラッパが鳴ったなら、 民は驚かないだろうか。 主がなされるのでなければ、 町に災が起るだろうか。
たとい彼は葦のように栄えても、 東風が吹いて来る。 主の風が荒野から吹き起る。 これがためにその源はかれ、その泉はかわく。 それはすべての尊い物の宝庫をかすめ奪う。
彼は地に倒れたが、その時「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」と呼びかける声を聞いた。
あなたがたにさわる者は、彼の目の玉にさわるのであるから、あなたがたを捕えていった国々の民に、その栄光にしたがって、わたしをつかわされた万軍の主は、こう仰せられる、
しかしこのぶどうの木は憤りによって抜かれ、 地に投げうたれ、東風がそれを枯らし、 その実はもぎ取られ、その強い幹は枯れて、 火に焼き滅ぼされた。
万軍の主はこう言われる、イスラエルの民とユダの民は共にしえたげられている。彼らをとりこにした者はみな彼らを固く守って釈放することを拒む。
弓を張る射手をことごとく呼び集めて、バビロンを攻めよ。その周囲に陣を敷け。ひとりも逃がすな。そのしわざにしたがってバビロンに報い、これがおこなった所にしたがってこれに行え。彼がイスラエルの聖者である主に向かって高慢にふるまったからだ。
バビロンよ、 わたしは、おまえを捕えるためにわなをかけたが、 おまえはそれにかかった。 そしておまえはそれを知らなかった。 おまえは主に敵したので、尋ね出され、捕えられた。
主は言われる、 上って行って、メラタイムの地を攻め、 ペコデの民を攻め、 彼らを殺して全く滅ぼし、 わたしがあなたがたに命じたことを皆、行いなさい。
見よ、わたしは大きい国々を起し集めて、北の地からバビロンに攻めこさせる。彼らはこれに向かって勢ぞろいをし、これをその所から取る。彼らの矢はむなしく帰らない老練な勇士のようである。
わたしは天の四方から、四方の風をエラムにこさせ、彼らを四方の風に散らす。エラムから追い出される者の行かない国はない。
見よ、わたしは一つの霊を彼らのうちに送って、一つのうわさを聞かせ、彼を自分の国へ帰らせて、自分の国でつるぎに倒れさせるであろう』」。
破壊者であるバビロンの娘よ、 あなたがわれらにしたことを、 あなたに仕返しする人はさいわいである。
見よ、主の暴風がくる。 憤りと、つむじ風が出て、悪人のこうべをうつ。
それゆえ、万軍の主の憤りにより、 その激しい怒りの日に、 天は震い、地は揺り動いて、その所をはなれる。
雲のいただきにのぼり、 いと高き者のようになろう』。
海の荒野についての託宣。 つむじ風がネゲブを吹き過ぎるように、 荒野から、恐るべき地から、来るものがある。
処女なるバビロンの娘よ、 下って、ちりの中にすわれ。 カルデヤびとの娘よ、 王座のない地にすわれ。 あなたはもはや、やさしく、たおやかな女と となえられることはない。
たといバビロンが天に上っても、 その城を高くして固めても、 滅ぼす者はわたしから出て、 これに臨むと主は言われる。
エレミヤはバビロンに臨もうとするすべての災を巻物にしるした。これはすなわちバビロンの事についてしるしたすべての言葉である。